日程調整とリスケジュールの依頼
日程調整のメールが往復するのは、ほとんど候補日の出し方が原因です。候補を3つ以上・幅のある時間帯で・所要時間つきで出すと、多くの場合1往復で決まります。
つい送ってしまいがちな文
「来週あたりでご都合のよい日はありますか?」
相手に候補を作る作業を渡しています。忙しい相手ほど返信が遅れ、結果として自分の調整も遅れます。
「◯日の14時でお願いできますか?」
候補が1つだと、都合が悪ければそれだけで1往復増えます。ピンポイント指定は相手が決定権を持つ場合のみ有効です。
そのまま送れる例文
◯◯・△△の部分をご自身の状況に置き換えてお使いください。コピーボタンで全文をコピーできます。
件名:◯◯についての打ち合わせ日程のご相談 株式会社◯◯ △△様 お世話になっております。◯◯の□□です。 ◯◯について一度お打ち合わせのお時間をいただけますでしょうか。所要時間は30分程度を想定しております。 下記の候補でご都合のよい日時をお知らせいただけますと幸いです。 ・◯月◯日(火)10:00〜12:00 ・◯月◯日(水)終日 ・◯月◯日(金)14:00〜17:00 上記以外をご希望の場合も、遠慮なくお知らせください。オンライン・貴社訪問のいずれでも対応可能です。 よろしくお願いいたします。
所要時間・候補3つ・時間帯の幅・形式の選択肢。この4点があると1往復で決まります。
お世話になっております。◯◯です。 ◯月◯日◯時にお約束しておりました打ち合わせにつきまして、こちらの都合により日程の変更をお願いできないでしょうか。直前のご連絡となり誠に申し訳ございません。 代替として、下記の日程を空けております。 ・◯月◯日(木)10:00〜12:00 ・◯月◯日(金)13:00〜17:00 ご都合が合わない場合は、あらためて候補を出させていただきます。ご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
自分の都合で変える場合は、代替候補を自分から出すのが最低条件です。
件名:面接日程変更のご相談(◯◯大学 ◯◯) 株式会社◯◯ 人事部 △△様 お世話になっております。◯月◯日◯時より面接のお時間をいただいております、◯◯大学の◯◯です。 大変恐縮ですが、大学の必修科目の試験と日程が重なっており、面接日程の変更をお願いできないでしょうか。貴重なお時間をいただいておきながら、このようなお願いをすることとなり誠に申し訳ございません。 下記の日程であれば終日調整が可能です。 ・◯月◯日(水) ・◯月◯日(木) 上記以外でも、ご指定いただければ可能な限り合わせて調整いたします。 ご検討のほどよろしくお願いいたします。
就活では理由を具体的に1行、そして「ご指定いただければ合わせます」の一文が効きます。
押さえておくポイント
- 候補は3つ以上、時間帯は幅で。「10:00〜12:00」のほうが「10:00」より決まりやすいです。
- 所要時間を書く。30分なのか2時間なのかで、相手の入れ方が変わります。
- 形式の選択肢を添える。オンライン/訪問を選べるだけで返信が早くなります。
- 自分都合の変更は自分から候補を出す。「ご都合いかがですか」だけ送るのは避けます。
- 確定したら再送。決まった日時・形式・参加者を一度まとめて送ると当日の齟齬が消えます。
自分の状況に合わせて書き直す
例文がそのまま当てはまらない場合は、伝えたい内容を普通の言葉で書いてから、AIに敬語へ書き直させるほうが速いです。
敬語変換ツール(無料・登録不要)書いた文章を貼るだけ。候補を2つ表示します。よくある質問
日程の候補はいくつ出すのが適切ですか?
3つ以上が目安です。それぞれ時間帯に幅を持たせると、実質的な選択肢がさらに増え、1往復で決まる確率が上がります。相手が複数人の会議に持ち帰る場合は、5つ程度あっても失礼にはなりません。
こちらの都合で日程変更をお願いするとき、理由は書くべきですか?
一行で書くのが適切です。詳細な事情説明は不要ですが、まったく理由がないと軽い印象になります。あわせて代替候補を自分から提示することが、理由の説明よりも重要です。
「ご都合のよい日をお知らせください」だけでは失礼ですか?
失礼ではありませんが、相手に候補作成の手間を渡すため返信が遅くなります。相手が明確に上位の立場で、こちらが合わせる前提の場合を除き、候補は自分から出すほうが実務的です。