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ChatGPTで敬語に変換する方法とプロンプト例

ChatGPTは敬語への書き直しが得意ですが、「敬語にして」だけだと硬すぎたり、勝手に情報が足されたりします。指示に3つの要素を入れるだけで、そのまま送れる精度になります。

そのまま使える基本プロンプト

まずはこれをコピーして、最後に自分の文章を貼ってください。指示の要点は「相手」「用途」「やってはいけないこと」の3つです。

基本プロンプト

以下の文章を、日本語のビジネス敬語に書き直してください。条件:①送る相手は社内の上司、②LINE/チャットで送る短文、③意味・固有名詞・数字・日付は変えない、④書かれていない情報を足さない、⑤挨拶や結びの言葉は追加しない、⑥候補を3つ、丁寧さの度合いを少しずつ変えて出す。出力は候補のみ。──文章:「(ここに貼る)」

「書かれていない情報を足さない」と「挨拶を追加しない」の2つが重要です。これがないと、ChatGPTは「いつもお世話になっております」や、存在しない理由を勝手に補うことがあります。

精度を上げる3つの要素

1. 相手を指定する

敬語の適切な強さは相手で変わります。「上司」「取引先」「取引先の役員」「大学の教授」「アルバイト先の店長」のように具体的に書くと、過剰にかしこまった文になりません。

そのまま送ると

「敬語にして」だけを指示した場合:平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。つきましては…

敬語ボタンの候補

相手と用途を指定した場合:本日中にご確認いただけますでしょうか。

相手と媒体(チャットか、正式なメールか)を書くだけで、この差が出ます。

2. 媒体と長さを指定する

  • 「チャットで送る1〜2文」→ 短く、挨拶なし
  • 「メール本文。件名も作る」→ 件名・宛名・本文・結びの構成
  • 「50文字以内」→ 長くなりすぎる問題を直接防げる

3. 禁止事項を書く

AIは指示がないと「良くしよう」として情報を足します。業務連絡では、これが事故になります。

  • 意味・固有名詞・数字・日付は変えない(納期や金額が書き換わるのを防ぐ)
  • 書かれていない情報を足さない(存在しない理由や約束が生まれるのを防ぐ)
  • 挨拶・結びを追加しない(チャットで冒頭挨拶が入るのを防ぐ)
  • 解説や前置きを出力しない(「以下のように書き直しました」を消す)

場面別プロンプト

催促をやわらかくする

プロンプト

以下の内容で、取引先への催促メールを作ってください。条件:①相手を責める表現を使わない、②行き違いの可能性に触れる、③期限とその理由を入れる、④意味を変えず情報を足さない、⑤200文字以内。──内容:「先週送った見積もりの返事がまだ来ていない。今週金曜までに返事がほしい」

断りの連絡にする

プロンプト

以下の内容を、上司への断りの連絡に書き直してください。条件:①結論を先に置く、②理由は一行、③代替案を必ず添える、④謝罪は1回まで、⑤チャットで送る短文、⑥情報を足さない。──内容:「今週は別案件で手が埋まっているので新しい依頼は受けられない。来週なら対応できる」

受信メッセージへの返信を作る

プロンプト

次の受信メッセージへの返信を、日本語のビジネス敬語で3案作ってください。条件:①受信内容を引用しない、②返信本文のみ出力、③情報を足さない、④私が伝えたい内容を必ず含める。──受信:「(相手のメッセージ)」/伝えたい内容:「(自分の意図)」

ChatGPTを使うときの現実的な手間

プロンプトの質は上げられますが、操作の回数は減りません。スマホで返信を1本整えるとき、実際にはこうなります。

  1. 1自分の下書きをコピーする
  2. 2LINE/Slackを離れてChatGPTアプリを開く
  3. 3プロンプトを書く(または過去のものを探して貼る)
  4. 4出力をコピーする
  5. 5元のアプリに戻って貼り、送信する

1回なら数十秒です。ただし1日に何度も短い返信を送る人だと、この往復が理由で「結局そのまま送る」ようになります。よく使う指示を毎回書き直す手間も残ります。

敬語ボタンは、この5工程をキーボード上のボタン1つに置き換えるアプリです。上のプロンプトに書いた条件(相手・媒体・禁止事項・候補3案)は変換メニューとして保存でき、自分の言葉で追加もできます。長文の相談や構成づくりはChatGPTのほうが適しているので、用途で使い分けるのが現実的です。

プロンプトを書かずに同じ変換を試す(無料)文章を貼るだけ。相手や用途の条件はあらかじめ組み込まれています。

よくある質問

ChatGPTで敬語に変換するプロンプトはどう書けばいいですか?

「相手」「媒体と長さ」「禁止事項」の3つを入れてください。例:「以下の文章を社内の上司に送るチャット用の敬語に書き直してください。意味・固有名詞・数字は変えず、書かれていない情報や挨拶を足さないでください。候補を3つ出してください」。この3要素がないと、硬すぎる文になったり、存在しない情報が足されたりします。

ChatGPTが敬語を硬くしすぎるのはなぜですか?

相手と媒体を指定していないためです。指定がないと最も丁寧な形式(かしこまった文書調)に寄ります。「社内の上司」「チャットで送る1〜2文」「50文字以内」のように具体的に書くと、実際に送れる強さになります。

ChatGPTが勝手に内容を追加するのを防げますか?

禁止事項を明示すれば大きく減ります。「意味・固有名詞・数字・日付は変えない」「書かれていない情報を足さない」「挨拶や結びを追加しない」の3つを条件に入れてください。ただし完全にゼロにはならないため、送信前に数字と日付は必ず自分で確認してください。

ChatGPTとAIキーボードはどちらで敬語変換すべきですか?

長文の作成や構成の相談、何度もやり取りして詰める作業はChatGPTが適しています。すでに書いた短い文を送る前に整えるだけなら、コピペとアプリ切り替えが不要なAIキーボードのほうが操作が少なく済みます。併用が現実的です。

この記事は敬語ボタン(iPhone向けAIキーボードアプリ)を開発・運営する株式会社Core7が執筆しています。他社サービスに関する記述は2026/07/28時点の公開情報にもとづくもので、最新の内容は各社の公式サイトをご確認ください。

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