Macの使い方
Macで受信メッセージから返信文を作るAIアシスタント
敬語ボタン Mac版は、コピーした受信メッセージを文脈にして、いま開いている返信欄へ返事を作るAI返信アシスタントです。受信文は自分でコピーするため、アプリが画面全体や受信箱を勝手に読むことはありません。
何ができるのか
Mail、Slack、Gmail、LinkedInなどで届いた短いメッセージに返すとき、受信文をコピーして返信欄へカーソルを置きます。必要なら「来週火曜を提案」「断るが代案を出す」のような方針を入力し、画面下のバーを使うと、受信内容と方針を踏まえた返信文が作られます。結果を確認してから同じ入力欄へ挿入できます。
返信を作る3つの手順
- 受信メッセージをコピーする。 コピーが「この文への返信を作る」という明示的な合図になります。
- 返信欄にカーソルを置く。 空欄のままでも、短い方針を先に書いても構いません。
- 画面下のバーから返信を作る。 候補を確認し、挿入できる入力欄ならその場へ入れます。挿入できない欄ではコピーを選べます。
返信のために受信文をコピーする操作は残ります。ただし、ChatGPTを開き、依頼文を書き、生成結果をもう一度コピーして元のアプリへ戻る往復は不要です。返信文が必要な場所を作業場所のままにできます。
仕事での返信例
取引先からの日程変更
明日の打ち合わせですが、16時に変更できますでしょうか。難しければ来週でも構いません。
ご連絡ありがとうございます。明日16時で問題ございません。こちらで予定を変更いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
受信文をコピーし、返信欄で「16時で了承」とだけ方針を入れた場合の例です。実際の候補は文脈や指示によって変わります。
Slackで進捗を確認されたとき
このタスク、今日中にレビューへ出せそうですか? ブロッカーがあれば教えてください。
はい、本日17時までにレビューへ出す予定です。現時点でブロッカーはありません。遅れが見込まれる場合は早めに共有します。
返信欄に「17時まで、ブロッカーなし」と書いてから作成した例です。AIに任せきらず、事実は自分で与えて確認します。
使う文脈と、使わない情報
| 情報 | 返信に使うか | 扱い |
|---|---|---|
| 自分でコピーした受信文 | 使う | 返信対象として明示的に渡した文脈 |
| 返信欄に書いた方針 | 使う | 日程、可否、トーンなど返信へ反映 |
| 画面上のほかの文章 | 使わない | 画面全体を読み取らない |
| ほかのメールやスレッド | 使わない | 受信箱や履歴を自動で巡回しない |
ChatGPTやメール専用AIとの違い
ChatGPTは、背景を説明しながら長い文章を一緒に組み立てたり、複数案を対話で詰めたりする作業に向いています。敬語ボタンは、返信する場所と意図がすでに決まっていて、短い返事をその場で完成させたい場面に向いています。目的はAIチャットを置き換えることではなく、毎回のアプリ切り替えを減らすことです。
メールサービスに組み込まれたAIは、そのサービス内では受信文を自動で参照できる場合があります。一方、敬語ボタンは特定の受信箱へ接続せず、コピーした文を使うため、Mail、ブラウザ、Slackなど異なる入力欄で同じ流れを使えます。その代わり、返信対象を一度コピーする必要があります。
向いている人と、導入前に知ること
- 営業、カスタマーサポート、採用、PM、業務担当など、短い仕事の返信を何度も書く
- 日本語の敬語だけでなく、自然な英語、やわらかい断り方、簡潔な返事を繰り返し整える
- Mail、Slack、Gmail、ブラウザなど複数のアプリをまたいで返信する
- macOS 14以降を使い、ほかのアプリの入力欄を扱うためのアクセシビリティ権限を許可できる
管理された会社支給Macでは、アクセシビリティ権限が禁止されていることがあります。また、Windows版、端末内だけで完結するモード、BYOK(自分のAPIキーを使う方式)はありません。送信前には、日付・金額・約束・固有名詞を必ず自分で確認してください。
自分の書き換えボタンと自由な指示の使い方返信以外の文章を、選択範囲・入力欄全体・空欄から扱う方法です。
よくある質問
敬語ボタンは画面や受信箱を自動で読み取りますか?
いいえ。返信の文脈になるのは、ユーザーが明示的にコピーした受信メッセージです。画面全体、受信箱、別のスレッドを自動で読み取る仕組みではありません。
返信するときもコピー&ペーストは必要ですか?
受信メッセージを文脈として渡すため、最初のコピーは必要です。生成した返信は結果を確認したあと、対応する入力欄ならその場へ挿入できるため、AIチャットから結果をコピーして戻る往復は省けます。
空の返信欄でも使えますか?
使えます。受信文をコピーして返信欄へカーソルを置けば返信を作れます。返信に必ず含めたい日程や可否があれば、短い方針を先に書いてください。
どのMacで使えますか?
macOS 14以降のAppleシリコン搭載MacとIntel Macに対応します。ほかのアプリのテキストを読み書きするため、macOSのアクセシビリティ権限が必要です。
無料で試せますか?
Mac版は月50回まで無料で試せます。Proは月1,000回までです。無料利用にカード登録は必要ありません。
自分のMacで試す
月50回まで無料、カード登録は不要です。Appleシリコン・IntelのmacOS 14以降に対応します。